先に結論を言うと、ゴロタ交じりのサーフを狙いましょう。
難しいイメージの強いサーフエギングも、釣れる地形と条件、その攻略法が解れば苦手意識はどこかに行ってしまいます。
この記事を読むことで釣れるサーフと具体例、その攻略法を習得しましょう!
エギングに向いているサーフはゴロタ交じりのサーフ

サーフといっても大きく分けて二種類あります。
どちらもアオリイカを狙うことは可能ですが、比較的簡単に狙えるのはゴロタ交じりのサーフになります。
その理由を詳しく見ていきましょう!
小石や岩などが点在したサーフ


小石や岩などが点在しているサーフは、足元から水深がある地形が多いです。
アオリイカはある程度の水深があり、岩や障害物の周りを好む性質があります。
足元を見て、小石や比較的大きめの砂利が多いサーフはエギングに向いています。
シモリなどの障害物周りを積極的に狙っていきましょう。
細かい砂で構成されたサーフ


細かい砂で構成されているサーフは、アオリイカにとって外敵から身を隠せる障害物がなく、ベイトにも気付かれやすいため生息数が減ります。
そのため、エギングには少し不向きと言えます。
もしそういったサーフしか見当たらない場合は、沖を見てみましょう。
沖の方に海藻帯やシモリがありそうなら、その周辺に居ついている可能性があるので、遠投してアクションしていきましょう。
使用するエギはフォール時間で使い分ける
サーフでエギングをする際、エギ選びで一番重要なのはフォールの時間です。
ほとんどのサーフは、遠浅といって、浅瀬が沖の方まで続いている場合が多いです。
ファールの時間をいかに確保しつつ、シルエットをマッチさせるかが難しいポイントです。
そこで、僕のシーズン毎のテンプレと作りました!
春のエギローテーション
4号のスーパーシャロータイプ
3.5号もスーパーシャロータイプ
3号のシャロータイプ
春にサーフへ入ってくるアオリイカは、産卵と捕食のために接岸してきています。
産卵を意識しているアオリイカは、特に警戒心が強く、果敢にエサを追おうとしません。
そのため、エギのシルエットを大きくすることが多い春は、フォールの時間を一番長くとれるスーパーシャロータイプを中心にゲーム展開しましょう。
※筆者の経験ですが、ラトルタイプは警戒心を刺激してしまうのか、釣果が伸び悩みました。
秋のエギローテーション
3.5号のシャロータイプ
3号のシャロータイプ
2.5号のベーシックタイプ
2号のベーシックタイプ
秋にサーフへ入ってくるアオリイカは、捕食のために接岸してきています。
この時期のアオリイカは、好奇心が強く、果敢にエサを捕食しようとします。
そのため、フォール時間と手返しの良さのバランスを考え、シャロータイプを中心にゲーム展開しましょう。
※筆者の経験ですが、この時期にラトルタイプは効果抜群で、釣果を伸ばすことができました。
サーフエギングはナイトゲームが熱い


アオリイカは夜行性なので、夜に活性が上がります。
活性が上がると、果敢に捕食しようとするため、自然とサーフなどのベイトを追い込みやすい環境に集まります。
夜間の詳しい攻略法は別の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください!
サーフエギングは、大潮の干潮が狙い目
大潮の干潮時には、普段届かない沖のシモリや藻場を狙うことができます。
他のアングラーがキャストしたことが無いポイントは、エギに対して警戒心が低い個体が多いです。
大潮の満潮は釣れるという情報が多いですが、サーフでは干潮をあえて狙うのも有効ですので、ぜひ参考にしてください。
【潮目】、【かけ上がり】、【障害物周り】は細かくチェック
サーフではアトラクションと言われる地形変化や水流の変化は、アオリイカにとって身を寄せるポイントになります。
特にサーフエギングにおいて、下記の三つは必ず投げるべきポイントなので、覚えておきましょう。
潮目
どこに投げたらいいか分かりずらいサーフエギングでは、潮目をまずは見つけましょう。
潮目にはアオリイカが潜んでいたり、ベイトの群れが集まっていたりするので、
そこにエギを投げない手はありません。
かけ上がり
かけ上がりはベイトを追い込みやすかったり、大型の回遊魚から身を隠せるポイントになります。
かけ上がりの見極め方は、着底までのカウントの変化を感じ取ることです。
着底まで12秒かかっていたポイントが、少し手前で急に7秒で着底するようであれば、そこがかけ上がりです。
障害物周り
大きな岩、シモリ、海藻帯が障害物になります。
障害物はアオリイカにとって、身を隠せる場所になるので、いろんな方向からアクションしてみましょう。
アクションはシーズンで使い分ける
シーズン毎にアオリイカに対するアクションは変えましょう。
何故かというと、アオリイカがサーフを訪れる理由が違うからです。
特にエギングハイシーズンである春と秋は以下の通りです。
春は優しく大きめのアクション
エギの選び方でも言いましたが、春にサーフを訪れるアオリイカは、産卵と捕食の両方を意識しています。
そのため、あまりリスクを背負ってエサを追おうとせず、捕食しやすそうな弱った獲物を好みます。
ゆったりとしたシャクリと、長めのフォールで油断しているベイト、もしくは弱ったベイトを演じましょう。
秋は俊敏で細かいアクション
こちらもエギ選びの時に言いましたが、秋にサーフを訪れるアオリイカは、捕食を意識しています。
アオリイカは浅瀬にベイトを追い込んで、捕まえて捕食しますので、岸まで逃げ惑うベイトを演出しましょう。
手首のスナップを利かせて、小刻みにダートさせるとしっかりアピールできます。
サーフエギングで使いたいエギ3種類
僕自身が使っていて、サーフに向いていると思ったエギを三つご紹介します。
あくまで僕個人の感想ですが、この三種類があれば、他のエギは要りません!
そのくらい自信をもって進めれます。
【春秋兼用】 エメラルダス ステイ タイプS
DAIWAを代表するエギング界の帝王【山田ヒロヒト】さんが監修したエギ。
コンセプトは【釣る為のエギ】。
スタビライザーと低重心設計により揺ぎないフォールの安定感を実現しています。
今まで届かなかったポイントまで届く飛距離と、独自の強めの波動で、反応しなかったアオリイカを魅了します。
【春おすすめ】 YAMASITA エギ王K シャローリーフSPECIAL シャロー
エギ王Kの最大の魅力であるハイドロフィンで潮や風の影響を受けても、安定したフォールで春イカに違和感を与えません。
さらに、通常のエギ王Kと大きく違う点は、ケイムラタフコートと言う特殊コーティング。
キメ細かなラメを表面に施しつつ、他のエギと比べて強度が1.5倍に強化されました。
【アピール】【タフネス】【安定感】の三拍子の揃った無敵エギです。
【秋おすすめ】 YAMASITA エギ王 LIVE シャロー
大きな特徴は、クイックダート。
幅広くダートすることで、秋の活性の高いイカにハイアピールできる上に、
従来の製品に比べてアクション時の前進距離が33%削減した優れものです。
めっちゃアクションするのに、ずっと海の中にいるって強すぎませんか??
秋イカには僕一押しです。
まとめ
サーフ攻略のカギは、以下の通りです。
ゴロタ系のサーフで、地形変化や障害物をしっかり探る
時間帯のおすすめはナイトエギング
潮は大潮の干潮
春はスーパーシャロー、秋はシャローからベーシックでエギをチョイス
おすすめは【エメラルダスステイ】【エギ王KシャローリーフSP】【エギ王LIVEシャロー】の三点
いかがでしたか?
今日から使える内容もあったと思うので、サーフに対する苦手意識が変わると嬉しいです!
目指せ、爆釣!!