「エギングリールって、高いから失敗したくない」「限られた予算の中で、コスパのいいリールってないの?」そういった声にお応えします。
エギングをする上でリールは、必ずこだわるべき物の1つです。
キャスト、アクション、感度、ファイト中の駆け引きの全てにおいて、リールはロッドと並ぶ重要な核を担っています。
この記事を読むことで、自分のレベルや予算に合った最適なリールを選ぶことができます。
リールの選び方
予算別のおすすめリール

エギング向きのリールを選ぶ基準
エギングリールには三つの基準をベースに選ぶと良いでしょう。
ドラグ機能、軽さ、番手の三つです。
あとは正直、使ってみなければ分からない部分もありますが、ザックリとした目安にはなりますので参考にしてください。
ドラグ機能
ドラグ機能は3㎏くらいの物を選びましょう。
あまり強すぎる必要はなく、むしろドラグが出ていく際に、滑らかにラインが出ていく方が活躍します。
イカは身切れを起こしやすいため、突然のジェット噴射でもしっかりと対応できるリールが良いものです。
軽さ
軽ければ軽いほど良い。
ここがかなり重要です。
一日中エギングを楽しむのであれば、リールは1gでも軽い方が負担が少なくなります。
2500番~3000番がおすすめ
単に番手といっても、ハンドル、ギア、スプールによって大きく変わります。
ハンドルの種類
シングルハンドルとダブルハンドルに分かれます。
巻いた際のバランスがいいのはダブルハンドルです。
しかし、シングルハンドルを使い続けていた人にとっては、逆に違和感があるため無理して変える必要はないでしょう。
ギアの種類
ローギアとハイギアに分かれます。
ハンドルを一回転して際に、より多く巻き取れるのがハイギアモデルです。
ゆったりとしたアクションをメインにする時は、ローギア。
手返し良くスピーディーな釣りをする人は、ハイギアを選ぶといいでしょう。
スプールの違い
2500番や3000番でも、糸巻量が少ないシャロースプールと言われる、糸を巻く溝が浅いものを選びましょう。
エギングではそこまでラインの量が必要ないのもありますが、一番の理由は、ラインの放出の摩擦です。
溝が深いタイプですと、スプール部分とラインの接触が強くなるため、飛距離に影響がでます。
エギングにおいて、飛距離は重要なので、そこも考慮して選びましょう。
【1万円以下】コスパ最強エギング向けリール3選
エギングは始める初心者には、この三品がおすすめです。
基本性能をちゃんと網羅している、コスパ重視のリールを選びましたので、参考にしてください。
SHIMANO(シマノ) 17サハラ C3000DH
1万円以下で買えるリールの中でも、6000円台で購入可能な万能リールといえばこちらの17サハラ。
シマノはリールの基本性能がとても高く、安かろう悪かろうではありません。
こちらはコアプロテクト(撥水防水機能)がついていないので、多少のメンテナンスが必要ですが、手間暇かけていい方ならコスパ最強でおすすめです。
SHIMANO(シマノ) 21ナスキー 2500SHG
2016年に販売されていた16ナスキーが2021年にリニューアル強化されました。
こちらは先ほどの17サハラに搭載されていなかった【コアプロテクト】が搭載されています。
これまで上位機種にしか搭載されていなかった、【サイレントドライブ】や【ねじ込み式ハンドル】が搭載され、かなり話題になりました。
サイレントドライブで回転を滑らかに、ねじ込み式ハンドルでさらに巻心地が良くなっています。
この価格帯では、僕の一押しです。
DAIWA(ダイワ) 20レブロス 2506H-DH
こちらもダイワメーカーで初心者に大人気だった15レブロスをリニューアル強化されたモデルです。
15レブロスより40%軽量化に成功しており、2500番で220gを達成しました。
性能面もそのままになので、ダイワを代表するコスパ最強系のリールです。
【1万円~2万円】脱初心者向けのエギングロッド3選
エントリーモデルでは物足りなくなってきた方におすすめのラインナップです。
SHIMANO(シマノ) セフィア BB C3000SDH
大人気のセフィアシリーズの中でも、一番リーズナブルなモデルです。
コアプロテクトを搭載しており、防水性も抜群です。
さらに、「HAGANEギア」を搭載したことにより、強度と滑らかな巻心地が魅力のリールになります。
DAIWA(ダイワ) 21カルディア LT2500S
自重が200gを切って、190gを達成!
エギングにおいて軽さは大きな武器です。
さらに「モノコックボディ」を採用したことにより、剛性、パワー、回転耐久性を兼ね備えたリールです。
この価格帯では僕の一押しです。
SHIMANO独自のテクノロジーも捨てがたいですが、
セフィアBBとカルディアですと、僕はカルディア派です。
初心者のうちはとにかくシャクリとキャストを繰り返して、感覚を磨くことが大事と僕は考えています。
そのため、少しでも長く振り回せる軽いリールの方が、上達の観点でも有利だと思います。
【2万円から3万円】中級者~上級者向けの本格エギングロッド3選
ここからは初心者の方には正直もったいないランクのリールが出てきます。
初心者からのステップアップ、中級者のメインリール、上級者のサブリールとして厳選したリールになります。
SHIMANO(シマノ) 21セフィア XR C3000SDH
セフィアシリーズのハイエンドモデル。
連続した激しいジャークにも耐えうる「耐久性」
一日エギングを楽しむための「軽さ」
回転中の「静粛性」
この三要素をとことん追求したセフィアシリーズ渾身のリールです。
この価格帯では僕の一押しです。
SHIMANO(シマノ) 19 セフィア SS C3000SDHHG
上位機種の性能に迫るミドルクラス。
セフィアXRまでとは行きませんが、それでも他の上位機種に迫る性能を持ち合わせています。
防水性、強度、回転時の滑らかさは流石SHIMANOと思える一品。
価格を抑えたうえで、性能にも妥協したくない方におすすめです。
同じセフィアシリーズですが、やはりXRに軍配が上がります。
価格は少し高くなりますが、この差を埋めて尚、おつりがくるレベルでいいリールです。
【3万以上】エギングを本気で楽しむために作られたロッド3選
本気でエギングを楽しみたい上級者専用のリールです。
値段も性能もずば抜けている猛者を集めました。おそらく知ってるものも多いと思いますがご覧ください。
SHIMANO(シマノ) ヴァンキッシュ C3000SDHHG
驚異の自重170g。これはステラ2000と同等の重さです。
リールでこの軽さはかなりの武器です。
さらに、ステラ同等のロングキャスト力と公式が謳っているので、これはもうステラなのでは??っと思ってしまいますね(笑)
通常のワンサイズ上の強度を実現しているので、耐久性、軽さ、キャスト力のどれをとっても一級品です。
DAIWA(ダイワ) エメラルダス AIR LT3000S-CXH-DH
エメラルダスシリーズの中で、最も軽量化に成功した一品。
自重は180gで、エクストラハイギアを搭載しており、巻き重りも極限まで感じにくくなっています。
小型のエギを投げる方ならFC LT2500Sもおすすめ。
FCモデルのシングルハンドル仕様はエギング史上最軽量。
⾃重は、なんと160g!
すごいことですが、ロッドとのバランスが少し違和感を感じました。
バンキッシュとエメラルダスAIRで比べた際、僕はバンキッシュが安心感がありました。
微々たる差ですし、人によって感じ方が違うので、どちらを選んでも絶品なのは間違いないです。
2022年最も注目のリール
SHIMANO(シマノ) 22ステラ C2500S
言わずと知れた、SHIMANOが誇るリール界の最高峰シリーズ「ステラ」。
そのステラから新しいモデルが新発売されます。
その自重なんと175g。
これまでのステラは性能は抜群でしたが、自重がネックでした。
それが、新テクノロジーを搭載したうえに、自重を大幅に軽量化したとなると、もう他の追従は許さないことは確定でしょう。
お値段も性能も段違いのステラ。釣り人なら一度は使いたい代物ですね。
各予算別、筆者が選んだ1品まとめ
筆者おすすめ
【1万円以下】 SHIMANO(シマノ) 21ナスキー 2500SHG
【1万円台】 DAIWA(ダイワ) 21カルディア LT2500S
【2万円台】 SHIMANO(シマノ) 21セフィア XR C3000SDH
【3万円以上】 SHIMANO(シマノ) ヴァンキッシュ C3000SDHHG
【今年最も注目の新商品】SHIMANO(シマノ) 22ステラ C2500S
ぜひあなたに合ったリールを見つけてくださいね!